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トレーナーを目指すスポーツ学生が履歴書に書きたい経歴とは

  • 執筆者の写真: 教宜 武内
    教宜 武内
  • 2018年2月24日
  • 読了時間: 2分

スポーツ学生が就職を考えるときに、「甲子園出場」「インターハイ優勝」などの輝かしい成績を履歴書に書く人も多いだろう。

もちろんそれらは素晴らしい成績だと思う。しかし採用する企業は、そこを基準には考えない。なぜならそれらは過去の栄光だからだ。

たとえば「東大卒」という肩書き。これが通用するのは社会に出るまでの間だけ。社会に出てしまえば学校のブランド力はなくなる。東大を出ているからといって、仕事ができるとは限らないからだ。

「東大卒」と聞けば、すごいですねー、頭良いんですねーと感じる。でもそれだけ。「甲子園出場」も同じ。すごいですねー、運動神経いいんですねー、で終わり。

トレーナーやインストラクターを目指すなら、「甲子園出場」「インターハイ優勝」よりも、「体重100kgのおデブ体型で同級生からいじめられていた経験から、ダイエットして60kgまで落とし、可愛い彼女ができた」という方が、よほど説得力がある。その人のビフォー・アフターやストーリーが見えるからだ。

なので「甲子園出場」ではなく、甲子園出場のために何をしてきたのかが重要。チームの中でどのような役割をして、具体的にどのような行動をしてきたか。

私の場合、スポーツ学生のころ、サッカー部で東京都3位になった。それなりに良い成績だったとは思う。だが、就職活動のときに面接官から聞かれたのは別のこと。それは私がサッカー部の「マネージャー」だったこと。

数人の面接官から「なんで男なのにマネージャーだったの?」と聞かれた。男のマネージャーが珍しかったのだろう。私はマネージャーをやっていた経緯を話し、それがキッカケで採用してもらえた。

企業はその人の伸びしろ(期待値)を見ている。学生時代の部活の成績にこだわるのは、高学歴の人が学校のブランド名にこだわるのと同じ。

過去の栄光にすがるのは終わり。もし今アルバイトをしていたり、何か取り組んでいることがあればそこに目を向けてみよう。

履歴書の自己PRや経歴というのは、あなたの過去の自慢話ではなく、社会にどのような貢献ができるかを伝える場です。

 
 
 

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