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トレーナーの進路相談。私が「適職診断」が嫌いな理由

  • 執筆者の写真: 教宜 武内
    教宜 武内
  • 2017年6月27日
  • 読了時間: 3分

トレーナーの進路相談や、

スポーツ学生の就活の話になると

「適職診断」という言葉がよく出てきます。

「あなたはこういう性格だから、こういう職業が合っている」

というようなものですね。

私はその「適職診断」が好きではありません。

なぜなら、そこに本人の気持ちが入っていないから。

スポーツで考えてみましょう。

「君は手足が長いからゴールキーパーをやろう」

「君は背が高いからバスケがおすすめだ」

「君は太っているからキャッチャーにならないか?」

このような感じですね。

では、そのような理由で始めた人が、

一流の選手になれるでしょうか?

本人の気持ちが入っていなければ、

いくら適していたとしても

「やらされている感」

が出てしまいます。

太っているという理由でキャッチャーになった人が

甲子園に出場できるレベルの選手になるのは難しいでしょう。

背が低くてもバスケが好きならバスケをやるべきだし、

太っていてもサッカーが好きならサッカーをやるべき。

向き・不向きで考えるのではなく、

自分がやりたいことをやってみましょう。

「好きこそものの上手なれ」

という言葉がありますよね。

好きでやっていることは一生懸命になるし、

それに関して勉強したり工夫したりするので、

自然に上達するものです。

無理して嫌だと思いながらやっても、

成長はありません。

仕事も同じです。

たとえば私の場合、

「適職」を考えたら、トレーナーではありません。

人としゃべるのが苦手だし、

恵まれた体格でもないからです。

だけど、好きなことを仕事にしたい、

スポーツを通じて人の役に立ちたい、

そういう想いがあるから、

10年以上トレーナーを続けています。

私は工場でのバイト経験がありますが、

おそらくそれが適職です。

工場のバイト時代は、

袋詰めやシール貼りを1日中やっていました。

人見知りだった私にとって、

誰ともしゃべらずに黙々と作業する仕事は合っていました。

ですが、工場でのシール貼りをたのしいと思ったことは1度もありません。

トレーナーが進路を考えるときに

他人からいろいろ言われると思います。

「お前は体が弱いんだから、ジムの仕事なんて無理だよ」

独立を考えるときも

「お前は営業が苦手なんだから、独立なんて無理だよ」

「お前は数字に弱いんだから、経営なんてやめておいた方がいいよ」

私もよく言われてきました。

でも想いがあれば続けられます。

私はパソコンが大の苦手ですが

ホームページから1300万円の売上げを作りました。

私は文章を書くのが苦手ですが

ダイエット本を出版しました。

(アマゾン・楽天で1位も獲っています)

トレーナーが進路を考える時は、

向き・不向きで考えるのではなく、

自分の気持ちに正直になることが大切です。

情熱がないと続きませんからね。

というか、

合っているかどうかなんて

やってみないとわかりませんからね(笑)


 
 
 

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